神戸大学発達科学部教授、神戸大学附属中等教育学校長(併任) 船寄 俊雄 氏
船寄俊雄氏は、『教育を変える学校図書館』(風間書房)の著者の一人で、神戸大学発達科学部において教員養成に携り、「子どもとは何か」「学校とは何か」「教師とは何か」「教育とは何か」、このような問いへの解答を歴史の中に求めて研究をされています。
労を惜しまず、自らの足で調べ、自らの頭で考えることを、「知の足腰」と呼ばれ、教科の学習で培う「見つける力」「調べる力」「まとめる力」「発表する力」そして「考える力」を通して鍛錬することを提唱されています。いま日本の学校で育てなければならない学力について、子どもたちに必要な「学び」とは何か、また、その「学び」のために学校図書館に期待されることは何かなどをお話しいただきます。