読書や学習を支える日常的な図書館サービスは授業支援に欠かせないものです。蜂須賀公子さん(箕面市立第三中学校 司書教諭)の実践報告を聞き、先生と司書で共に教育を創ることを中心に、学校にある図書館としての働きについて考えましょう。田中瑞穂さんの実践報告を受けた分科会です。
今、アクティブ・ラーニングが注目されています。小・中・高の現場も変わります。学校図書館が授業でどの部分を担うと児童・生徒の学びがアクティブになり、より深まるのでしょうか。アクティブ・ラーニングを体験することで、考え、討議し、発表します。アクティブ・ラーニングを実践したい先生の目を図書館に向けるヒントを見つけましょう。 *事前課題あり。後日当HPをご覧下さい。参加者には別途ご連絡いたします(変更になりました)。
紛争やテロ、言論の自由が脅かされている事例などが連日報道されている昨今、子どもたちが「平和」について考えることは大切です。そのためには、過去の歴史や現在起こっている問題などを知り、考えることができる、知る自由を保障する学校図書館の働きが欠かせません。子どもたちが主体的に考えるために学校図書館にできることは何か、授業や図書館行事など小・中学校での事例をあげながら、話し合いましょう。
“レファレンス”と聞いて「とてもそこまでは…」なんて思っていませんか? 「面白い本ない?」も立派なレファレンス! 児童生徒のつぶやきを拾って、いっしょに調べることで“!”につなげる。先生方との立ち話から授業に発展する。そのことで蔵書も充実する。学校図書館は、レファレンスに応えることで成長します。大切なレファレンスのツボをいっしょに学びませんか? *事前アンケートあり。PC・スマホから回答される方はこちらから。分科会4 事前アンケートフォームPDFファイルをダウンロードして回答される方はこちらから。分科会4 事前アンケート記入シート PDF.pdf
中学校の教科書に取り上げられ、教育現場に浸透しつつあるビブリオバトル。学校で行うビブリオバトルをどう捉えるか、学校図書館はどうかかわるかを考えます。参加者全員でビブリオバトルを行った後、休み時間や給食の時間に遊びとしてビブリオバトルを取り入れている三浦一郎さん(姫路市立手柄小学校教諭)の実践報告を手がかりに話し合います。 *あなたが読んで面白かった本を一冊ご持参ください。
学校図書館や司書の仕事で悩んでいることはありませんか? この分科会では、長野支部が発行した
『学校図書館スタートガイド』(少年写真新聞社)を元に、学校図書館の業務とは何かを捉え直し、自分の悩みを解決する見通しを探ります。悩みという「問題点」に気づくことは、自分の仕事を変えるチャンスかもしれません。グループ討論やベテラン司書によるアドバイスで、悩みをスッキリ解消させましょう!
「図書館の自由に関する宣言」は、「図書館は利用者の秘密を守る」と謳っています。では、どんなことをしていれば、プライバシーを守っていると言えるのでしょうか? 分科会で提示するたたき台をもとに、いっしょに考えてみませんか。そして、実施困難なことについては、それを阻んでいる要因は何か、どうしたら解決できるかを、参加者みんなで探っていきましょう。
学校司書の資格・養成について、文科省や各関係団体で本格的な研究がすすめられています。学校司書の配置は小・中学校では進んではいるものの、採用条件は様々で、曖昧なところも少なくありません。こうした状況のなか、この分科会では、学校図書館の役割と学校司書の専門性を踏まえ、どのような知識・技能をもった学校司書が必要か、を考えていきます。 *参加者は「わたしたちの課題」をお持ちください。