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2014/08/31

例会報告2014年8月-レファレンス入門

Tweet ThisSend to Facebook | by 千葉支部
日時;2014年8月18日(日)10:00~14:30
会場;市川市立第七中学校図書館
参加者;60名

講師;齊藤誠一氏
千葉経済大学短期大学部教授。
日本図書館協会施設委員、ビジネス支援図書館推進協議会理事、NPO法人共同保存図書館・多摩理事を務められ、立川とラオスを絵本でむすぶ会でも活動されています。
過去、立川市図書館で28年間レファレンスを中心に活躍されました。
まちの図書館でしらべる』(柏書房/共著/2002年)など、ご著書多数。



◇レファレンス入門-利用者とのコミュニケーションを考える
  日本の公共図書館の基本的な機能の変化、図書館員の利用者に対する姿勢、図書館と本屋さんの違いやインターネットと本の違いは何か等のお話の後、レファレンスの心得と基本レファレンス資料を学びました。
 レジメの他、たくさんの参考図書(第七中学校の蔵書も含め)、齊藤先生が古書店を探し回って手に入れた大正時代の辞典まで用意して解説してくださいました。実際の図書館での事例を披露していただきながらのお話はとても身近に感じられました。
【使用した参考図書の一部】
・日本大百科全書―EncyclopediaNipponica 2001(小学館/1994
アレ何?大事典(小学館 2005
記者ハンドブック(共同通信社
・ポケット顧問や、此は便利だ(平凡社の前身 大正3年)
・日本史年表地図(吉川弘文館 2014年)
ジーニアス和英辞典(大修館書店)
全訳古語例解辞典(小学館/1997)
数え方の辞典(小学館/2004)
ウソ読みで引ける難読語辞典(小学館/2006)
<印象に残った齊藤先生の言葉>
元気な図書館員が子どもたちを元気にする!
〇図書館員が使って見せていくことが大事。コミュニケーション能力やフットワークが重要。
〇図書館で行う情報提供(インターネットも含めて)は、必ず出典を明らかにすること、複数の情報源を確認して裏を取ることが大事である。

◇レファレンス・インタビュー:利用者とのコミュニケーションを考える
 午前と同じく、実際の図書館での事例をもとに、利用者の立場に立ったレファレンスについて学びました。その後、二人一組でインタビューの実習を行いました。
<印象に残った齊藤先生の言葉>
利用者は知りたいことをストレートに聞いてこない!
〇レファレンス・インタビューは「カウンセリング」というよりは「コーチング」に似ている!

 聴き取り、導く。一緒に書架を回る。フットワークを使う。ヘルプとサポートの違いがわかる図書館員に。服装も大事。
排架と書架整理はとても重要である!
信頼される図書館員は市民(利用者)が育てている。
図書館員に必要なのは、知識、技術、経験、そしてホスピタリティーと情熱である!

【質疑応答】
レファレンス記録のメモの取り方はどのようにしたらよいですか?
どのような情報(資料)を提供したかということが重要である。簡潔にわかりやすい記録を心がけ、回答も分類も書いておくこと。学生への授業では、何の情報を提供したかという記録の取り方の課題を出し、その記録を提出してもらい、添削を繰り返すことによりレファレンスの記録のレベルが確実にあがってきている。初回の記録と比べてみると記録の取り方のレベルアップがよくわかるので、記録の添削をすると良い。

絵文字:星実例に基づく講義は時間の経つことも忘れるほど充実していました。レファレンスが上手くいかないことを決して利用者のせいにしてはいけないのだ、フットワークを使って誠実に相手の身になって対応することが大事なのだと学びました。
 齊藤誠一先生には、来年度の夏の例会も講師をお願いしました。
 今回の例会で学んだことをそれぞれの職場で活かし、ステップアップして会に臨めるようにしようと参加者同士話しました。


21:54 | 例会報告
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