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2015/12/31

例会報告2015年12月-学校図書館レイアウトを見直そう

Tweet ThisSend to Facebook | by 千葉支部
日時;2015年12月13日(日)10:00~14:30
会場;筑波大学附属小学校図書館
参加者;37名  会員の実践報告と討議を行いました。
 筑波大学附属小学校司書栗原浩美さんは、3年間かけて学校図書館を改装しました。実際に学校図書館を見せていただきながら、実践報告していただきました。
 また、藤田千聡さん(少年写真新聞社編集部)から、
埼玉県立新座高等学校図書館(司書宮﨑健太郎氏)の館内レイアウト写真を見せていただきました。
 午後は各々のレイアウトを持ち寄ってグループ討議を行いました。



読書と学習に使える学校図書館を目指して-学校図書館改装の3年間
 栗原浩美さんが着任した当初、レイアウトで特に気になったのは、書架の背が高く間隔が狭かったこと、未登録本が書架を圧迫していたこと、蔵書に偏りが見られたことでした。
 そこで、1年目は蔵書の見直し、2年目は館内配置の見直し、3年目は環境整備の推進を行いました。
 その際、頼りになったのは子供たちでした。未登録本の分別でも、高書架を分割して低く使う等のレイアウト変更の際にも大活躍してくれました。そして、3年目の環境整備では、図工科教員と連携することができ、分割した高書架に『はかま』をはかせることや展示台、案内表示等の作成に協力していただけました。

 学校から学校図書館用に特別予算が出たので、学校図書館の出入り口に、木製の扉をつけました。防火上の問題があり、鉄の扉を外すことはできなかったので、その内側に取り付けました。間の細長いスペースは展示コーナーとして使っています。
 蔵書構成も見直していく中で、子供たちは授業で調べたいことがあると、すぐに学校図書館へやってくるようになりました。レイアウトのお手伝いもしてくれていたので、図書館への愛着もわくと共に蔵書に触れる機会が増え、読書の幅が広がっていきました。子供たちを通して先生方にその変化が伝わり、先生方の利用増加にもつながっていきました。

 今後は更に、読書活動や学習活動の具体的な支援の方法や先生との連携について方策を練っていきたいと考えているそうです。
 な
お、この実践は月刊誌『学校図書館』(全国学校図書館協議会発行)№777(2015年7月号)と№778(2015年8月号)に掲載されています。
 また、栗原さんは『図書館ごよみ&イラスト1200:すぐに使える素材集』(全国学校図書館協議会 2015.10.発行)の執筆編集にも携わられました。

埼玉県立新座高等学校図書館のレイアウト
 藤田千聡さんが編集した『発信する学校図書館ディスプレイ-使われる図書館の実践事例集-』(少年写真新聞社 2015.5.発行)で、取材を行った埼玉県立新座高等学校図書館は、『みはらし図書館』と命名されており、授業で使える図書館にするためのレイアウトがよく考えられています。また、車椅子も通りやすい工夫がされています。そこで、司書宮﨑健太郎さんの了解を得て、藤田さんがレイアウト図や写真を使って紹介してくださいました。
 ゆったりとしたスペース、館内奥への導き方、マンガや雑誌に気を取られないための工夫等、参考になりました。

午後:グループ討議
 6人前後のグループに分かれて、館内レイアウトについて討議を行いました。
 まずは、各自が用意してきた館内レイアウト写真を机上に置き、その脇に、今日のグループ討議で聞きたいことやレイアウトで困っていることをマジックで用紙に書きました。
 その後、席を離れてグループ以外のテーブルを見て回り、気になる写真や言葉を心にとどめておきました。そして30分程討議、討議後は用紙を裏返して今日得たことを各自が書きました。各グループからは簡単に報告を行ってもらい、その後またグループ以外のテーブルを見て回り、それぞれ参加者同士交流して会を終えました。

22:04 | 例会報告
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