塩見 昇 氏 (大阪教育大学名誉教授・日本図書館協会前理事長)
塩見昇氏は、長年にわたって学校図書館の研究を続けてこられ、学校教育における学校図書館の役割や学校図書館職員のあり方について提言されてきました。学校図書館は、これまでも教育のあり方によって求められる役割が変わったり、新たな役割が加わったりしてきました。一方で、いつも変わらずに「資料提供」を通して、子どもたちの学ぶよろこびや読む楽しさ、先生たちの教育活動を支えてきました。
近年、子どもたちの学びや育ちを豊かにするために、学校図書館への期待がますます高まっています。本講演では、学図研結成大会で「なぜ、いま学図研か」を語ってくださった塩見氏に、30年間の成果を踏まえつつ、その先にある学校図書館像と、それを担う学校図書館職員の専門性についてお話しいただきます。