学校図書館問題研究会は、全国の学校図書館に関わる職員や関心のある人たちの研究団体として、1985年に発足し、この熊本大会で30回という節目の時を迎えました。この間、学校司書の配置が広がる一方で、「専任・専門・正規」には程遠い状態です。また、教育や学校図書館を取り巻く環境は次々と変化しており、新たな課題も生じています。日々成長する子どもたちに学校図書館としてどう寄り添い支えていくか、私たちは実践を通して考え続けなければなりません。今大会も、学校図書館の働きにあらゆる方向からアプローチしていきます。
学図研に“お客さん”はいません。お互いに日ごろの工夫を披露し、問題点には知恵を出し合い、暑い熊本で熱く語り合いましょう。明日へつなぐために!