学校図書館問題研究会(がくとけん)は、学校図書館に関わる職員や学校図書館に関心のあるみなさんのための研究団体です。

 
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「学びが広がる学校図書館」パンフレット

学図研が提唱する「専任・専門・正規」の学校図書館職員が配置されたならば、子どもたちの育ちに大きな支援ができるということをアピールするパンフレットを作成しました。あるべき学校図書館職員像や職員制度について広く論議していく材料としてご活用ください。(2012年)

「学びが広がる学校図書館」のご利用について

コピーフリーです。さまざまなところでご活用ください。
配布などで活用した場合、その情報(集会名・日時・場所・配布部数)を
事務局までお問い合せフォームよりおよせください。
 
 

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パンフレット「学びが広がる学校図書館」が出来上がるまでの経緯
新聞紙上で「学校司書」の重要性が説かれ、各地で「人」の配置が進む一方、「学校司書」の非正規化や民間委託化の動きもあり、学図研がめざす「専任・専門・正規」の学校図書館職員制度からは程遠い現状にあります。今こそ、子どもたちの学びを支援する学校図書館の役割と、そこに関わる「人」について、どうあるべきなのか、考えをまとめる必要があります。

学図研では、1989年以降、「専任・専門・正規」の学校図書館職員の必要性を訴えてきました。また学校図書館法改正後、1998年には「当面は、充て司書教諭の存在を認め、学校司書の専門職制度化をめざすが、将来は一職種の学校図書館職員制度をめざす」という方針を確認しました。

そして2002年には、学校図書館職員に求められる基本的な条件を示すためにパンフレット「学校図書館にこんな人を」を作成しました。学校図書館に職員を配置するなら、最低この条件で、という趣旨でつくったものです。しかしそれ以降、将来あるべき学校図書館職員制度の検討や合意形成にむけての取り組みは必ずしも十分ではありませんでした。

そこで2009年12月の常任委員会で、学図研のこれまでの職員問題についての取り組みを学び直し、これからの活動をコーディネイトすることを目的として、「職員問題を考えるプロジェクトチーム」(以後PT)が、発足しました。

まずPTは現場の実践をもとに、学校図書館にどういう「人」が必要なのかを考えるために、2010年2月、第7回研究集会 「学校図書館に必要な職員像と制度を考える―学校司書の実践を通して―」を企画しました。そこでは、今子どもたちの育ちを支援する豊かな学校図書館の実践が報告され、学校図書館の役割や可能性と、そこに関わる「人」の条件や職員制度について話し合うことができました。

その研究集会をうけてPTは、学図研が提唱する「専任・専門・正規」の学校図書館職員が配置されたならば、子どもたちの育ちに大きな支援ができるということをアピールするパンフレットを作成し、あるべき学校図書館職員像や職員制度について広く論議していく元にしていこうと考えました。

2010年8月の学図研東京大会のナイターでは、このパンフレットに盛り込む内容を出し合いました。そして2011年2月には第8回研究集会を開き、PTがまとめたパンフレット案を検討しました。その検討内容は多岐にわたり、内容だけではなく、表現方法や使用する用語にまで及びました。さらに2011年8月の兵庫大会ナイターに訂正版を提示し、レイアウトも含めた検討を行いました。その後、2011年12月の常任委員会を経て最終決定しました。

パンフレットの完成版は、2012年2月11日の第9回研究集会で配布し、連絡先や配布方法を検討した結果、コピーフリーの形でHPにアップすることになりました。

会員には学図研ニュース5/1号に同封されて届きます。また各支部には4月の全国委員会で、各支部に申告してもらった部数が配布されます。

長い時間がかかりましたが、現場の実践に基づいた学校図書館像を、議論を重ね、言葉を尽くし、目に見える形にできた、と考えています。ぜひこのパンフレットを活用し、さまざまなところで、学校図書館の役割を広め、「つながって」ください。コピーフリーですので、パンフレットを各自増し刷りしてもらっても結構ですし、相当数必要な場合は事務局へお問い合わせください。

また配布などで活用した場合は、その情報(集会名・日時・場所・配布部数)をぜひ事務局までおよせください。

そして、これからこのパンフレットをもとに、この学校図書館を支える人はどんな人であるべきか、その人のはたらきについてぜひ一緒に考えていきましょう。